期間工になりたいという人から多く聞かれるのは「3ヶ月とか6ヶ月で辞める事はできるの?」という質問です。
とくに短期でがツンと必要な資金だけ稼ぎたいという若者からの質問が多いです。
ここでは3ヶ月や半年間など短期間だけ期間工として働くメリット、デメリットを紹介します。
短期間だけ働くメリット
期間工の中で多いのは「〇〇円の貯金ができたら辞める」という考え方の人です。
メーカーによって給料や手当ての支給されるシステムが異なりますが、実際にマツダや三菱などは入社して間もなく多額の入社祝い金が支給されるので、短期でもそれなりのまとまった金額を稼ぐ事ができます。実際に入社祝い金が支給されてすぐに辞める人もいるようです。
一方、トヨタは長く働けば働くほど満了金が増えるシステムになっています。つまり3ヶ月などの短期だとあまり旨みはありません。
もちろん契約上は3ヶ月や6ヶ月で辞めても問題はありません。
短期間だけ働くデメリット
企業としては、期間工の方には少しでも長く働いてもらいたい、というのが本音です。
せっかく仕事を教えたのに辞めたら、また新しい人に1から仕事を教えなければいけないので効率がグッと落ちてしまいます。
そのため短期で辞めるとわかれば、職場で上司や同僚の風当たりが強くなることは覚悟しなければいけません。
そして最大のデメリットは社会保険などを通して職歴に残ってしまう事です。
私の知人は某メーカーの期間工を3ヶ月で辞め、その後しばらくしてから他メーカーの期間工にいくつも応募したのに、ひとつも採用されなかったそうです。面接の際にも、「3ヶ月でやめた理由」を毎回質問されたそうです。
たとえ面接時に隠す事ができたとして採用されたとしても、後ほど社会保険を通してばれてしまうので、隠すのは良くないでしょう。
企業側からしてみれば、今回も3ヶ月で辞める可能性があるので採用見送りにするのも当然かもしれませんね。
また期間工だけに限らず、就職の面接では短期で退職している過去があると、好印象は持たれない事は覚悟しなければいけません。
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